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風量低下

風量低下

風量低下時の点検箇所

風量低下のイメージ一般的に、ファン・ブロア・送風機に求められる基本的な性能としては風量と静圧があります。従って一定量以上の風量が確保されなければ、そもそもファン・ブロア・送風機としての役目を果たせなくなります。なお、ファン・ブロア・送風機の風量が低下した際に確認する箇所としては、まず吐出される風量および吸い込まれる風量を測定することが第一ステップとなりますが、下記の点検箇所を確認すれば、風量の低下が起きているかどうかを推測・確認することができます。

  • ①Vベルト。
  • ②ケーシング(羽根車)。
  • ③羽根車(インペラ)。

考えられる原因

ファン・ブロア・送風機に風量低下をもたらす原因としては、下記の通りです。

①動力源となるモーターの回転力をファン・ブロア・送風機の羽根車に伝えているのがVベルトです。このVベルトがプーリーとの間でスリップすると効率的に動力を伝えることができません。これは、Vベルトとプーリーとの磨耗によってVベルトにゆるみが生じ、スリップすることで発生します。

②一般に、風量低下の原因一つとして、流路がゴミが詰まるなどで閉塞してしまうといったことがあります。ファン・ブロア・送風機内であれば、ケーシング内でのゴミや異物の付着があります。ファン・ブロア・送風機の中以外にも、フィルターやヒーター、ダンパーなどゴミや異物がたまる箇所がありますので注意が必要です。

③ごくまれに羽根車(インペラ)が破損して風量が確保できないといった事が生じます。この場合、インペラに何らかの異常が発生しているので、異音などの音とともに症状が現れます。

とるべき対策

ファン・ブロア・送風機の風量低下は、用途にもよりますが、使用上重大な事態を招く場合があります。例えば、ファン・ブロア・送風機が製品製造ラインの乾燥機に使用されている場合には、風量の低下により、乾燥条件の変化が起こり、製造物に不具合が発生する可能性があります。風量低下の原因が判明したら、状況に応じて下記のように早急に対応する必要があります。

①Vベルトがスリップした回転率が低下している場合は、Vベルトの張り調整を行ないます。張り調整が不可能な劣化状態であれば、Vベルトを交換します。また、プーリーが劣化している際も同様に交換する必要があります。

②ケーシング内にゴミや異物が付着して風量の低下をまねいている疑いがある場合には、清掃を行ないます。ゴミや異物の付着のみが原因であれば綺麗に取り除くことで風量は回復します。なお、ゴミの付着によってファン・ブロアー送風機に別の不具合を起こしていないかも合わせて確認することが必要です。

③ファン・ブロア・送風機のインペラに不具合がある場合は、早急に運転を止め、オーバーホールを行います。インペラが破損した原因が他のものに起因する可能性も高いため、インペラのみを交換するのではなく、オーバーホールを行うことで風量低下の原因を完全に取り除くことが必要です。

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