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ダクト
ダクトの修理・メンテナンス
ファン・ブロア・送風機から送られる高圧・大風量のエアーは、ダクトを通じてエアーが必要な箇所に送り届けられます。従って、ファン・ブロア・送風機の能力を最大限に発揮させるためにはダクトもあわせて点検を実施し、必要に応じて修理・メンテナンスを行うことが必要です。ダクトに起因するトラブルは少ないですが、ファン・ブロア・送風機の異常が異音となってダクトに現れることがありますので点検を行う上での指標となります。
想定される症状
ダクトに想定される不具合には、以下のような症状があります。
- ①異音。
- ②異常振動。
とるべき対策
ダクトに発生する異常現象に対して取るべき対策は以下の通りです。
①異音の原因として、ファン・ブロア・送風機自体が振動を起こし、これがダクトに伝わって異音を出していることが考えられます。ダクトを接続しているナットやボルトにゆるみがあればそれが異音となって現れますし、さらに振動しているダクトと他の機器が接触しているようなケースでも異音を発生することになります。ナットやボルトにゆるみが生じているケースでは締め直しまたはゆるみ止めナットに変更を行ったり、ダクトと他の機器の間に緩衝材を入れることができれば異音対策になります。
②異常振動は上記の異音と同じく、ダクト自身が発生するのではなく、ファン・ブロア・送風機などダクトに接続された機器の振動がダクトに伝わったものです。ファン・ブロア・送風機などの高速回転機器はある程度の振動は避けることができませんから、ダクトについては振動が起きないようにしっかりと固定することが必要です。ダクトの振動があまりにもひどい場合には、ファン・ブロア・送風機が異常振動を起こしている可能性が高いので、まずは当社へお問い合わせください。