工場現場のVA/VEの実例
10.省エネ実績④ ~高効率ファンへの移行~
- Before
- 以前の標準タイプとして製作され、納入されたファンの効率曲線です(図は 80m3/min×5.0kPa のもの)。 このファンは工場で長年使用され、一部に劣化が見られたので、新規のファンに更新する必要がありました。 仕様は納入時と同じままでの更新なので、同型のファンとそのまま取り替えても問題はないのですが、ファン・ブロア・送風機.comでは、より効率の高い現行の標準モデルへの移行を実施しました。
- Before
- 新たに納入された、現行標準モデルのファンの効率曲線です。 更新前と仕様は同じ(80m3/min×5.0kPa)ですが、かつての標準モデルに比べて効率が上がっており(仕様点において70%→77%)、動力のロスが少なくなっています。 このモデルは2004年以降、標準モデルとなりました。 更新に際して、ダクトとの取合部において若干の寸法の差異がありましたが、キャンバスによる接続も同時に行い、問題なく解決しました。
現在工場等の生産設備で使用されているファン・ブロア・送風機の中には何十年も前から使われているものが多くありますが、同じ仕様で、現行のモデルで更に効率が良いものが製作できるという例は少なくありません。現在の高効率のファンに更新すれば、上記のように動力のロスが減り、省エネ効果が得られます。
取合寸法が異なる場合にも、キャンバス等の接続部分までファン・ブロア・送風機.comが設計を行いますので、ご心配の必要はありません。
ただし、場合によっては高い省エネ効果が得られなかったり、取り合いを合わせられないケースも一部ございますので、古いファン・ブロア・送風機の更新をお考えの際はぜひ一度ご相談ください。
取合寸法が異なる場合にも、キャンバス等の接続部分までファン・ブロア・送風機.comが設計を行いますので、ご心配の必要はありません。
ただし、場合によっては高い省エネ効果が得られなかったり、取り合いを合わせられないケースも一部ございますので、古いファン・ブロア・送風機の更新をお考えの際はぜひ一度ご相談ください。