省エネ提案(改定案)
ファン・ブロア・送風機におけるエネルギーロスの原因
工場内の電力消費量のうち、ファン・ブロア・送風機が占める割合が数十%を占めるような工場でのファン・ブロア・送風機の省エネへの取組みは、工場全体の消費電力の削減に繋がります。
ファン・ブロア・送風機が本来の性能を発揮せず、エネルギーロスを生じさせてる原因としては下記があります。
- ①ファン・ブロア・送風機の導入時とライン変更・設備変更が盛り込まれていない仕様になっている。
- ②ファン・ブロア・送風機の羽根形状が、効率を重視した形状・仕様にそもそもなっていない。
- ③使用しているモーターが古く、消費電力が大きい。
- ④軸受けなどのメンテナンスが十分に行き届かず、ファン・ブロア・送風機の回転時に負荷がかかっている。
- ⑤送風機に接続される配管が長い、あるいは圧力損失を起こしてしまうような配置になっている。
- ⑥Vベルトとプーリーの調整不良の為、モーターの回転力がファン・ブロア・送風機に伝わらずロスを生じている。
さらに数パーセントの省エネまで実現する 「朝倉のあと1詰め」
稼働時間の長いお客様はインバーター交換の他、歯車形状の変更でより省エネ化が図れます。
歯車形状の変更はファン・ブロア・送風機を知り尽くした朝倉機械だからこそ出来るご提案と実作業です。
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省エネ対策導入事例
朝倉機械が提案する省エネ対策
ファン・ブロア・送風機の省エネ対策としては、下記を挙げることができます。
- (1)最新の省エネタイプのファン・ブロア・送風機に置き換える。
- (2)既存の羽根から、より効率を重視した羽根に変更する。
- (3)高効率のモーターに変更し、消費電力を低減する。
(4)24時間稼動ではなく間欠動作をする場合には、ダンパー制御からインバータ制御に変更するだけでも電力消費を抑える事が可能です。 - (5)軸受け部の見直し。
- (6)必要とされるところの近傍に送風機を設置する。
- (7)Vベルトにたわみの調整、アライメントをしっかりと行う。
その他改善対策